1991Linux 0.01

小さな実験が公開される

9月17日付の0.01は10,239行。i386向けから始まりました。10月5日は最初の公開アナウンスの日としてよく記念されます。

1994Linux 1.0

最初の安定リリース

TCP/IPを備え、実用のUnix系OSとして節目を迎えます。ソースは176,250行でした。

1996Linux 2.0

複数CPUへ

SMP対応が導入され、複数のCPUでプロセスを実行できるようになりました。

2001Linux 2.4

PCの機器が一気に広がる

USBやPC Cardなどへの対応が進みました。PAEも2.4系列の機能です。

2003Linux 2.6

長期の開発系列から短い周期へ

2.6.0にはO(1)スケジューラ、LSM、ALSAなど、2.5開発期の成果がまとまります。

2007Linux 2.6.20–24

仮想化とコンテナの土台

KVM、virtio、PID・network namespace、cgroupが相次いで入ります。

2011Linux 3.0

20周年と3.0

2.6.39の次を3.0とし、長くなったバージョン番号を整理しました。

2015Linux 4.0

止めずに直す

稼働中のカーネルへ修正を適用する、ライブパッチの共通基盤が導入されました。

2019–20Linux 5.1 / 5.6

新しいI/OとVPN

io_uringは5.1、WireGuardは5.6でメインラインへ統合されました。

2022–24Linux 6.1–6.12

Rust、EEVDF、RT

Rust基盤は6.1、EEVDFは6.6で導入されました。6.12ではPREEMPT_RTの主要部分がメインラインへ統合され、LTSにも指定されました。

2026Linux 7.0–7.2

7の時代へ

6.19の次を7.0として4月13日に公開。7.2は8月17日に続きました。

マージウィンドウから正式リリースまでの循環約9〜10週一周で次の正式リリースへ毎週 -rc を更新
1–2週新機能を取り込む
-rc1安定化へ切り替え
-rc6〜9状態を見て正式リリースへ
現在の開発リズム

取り込む期間と、直す期間

新機能は約2週間のマージウィンドウマージウィンドウ次のリリースへ新機能を取り込む、約2週間の期間。で取り込みます。続いてリリース候補(-rc)リリース候補(-rc)正式リリース前に、広く試して不具合を直す候補。をほぼ毎週公開します。正式リリースまで全体で約9〜10週間です。

近年のメジャー番号は、5.19から6.0、6.19から7.0のように、長くなった番号を整理するタイミングで更新されています。